バイオゴッドを製造している株式会社スリービーは北海道の南幌町というところにあります南幌町は札幌から車で南東に50〜60分走ったところで、弊社所在地である江別市の隣町です。スリービーはここ南幌町で30年以上タモギ茸の製造を続けています。今回はそのスリービーの工場にお邪魔し、創業者の吉成会長とお会いしました。
スリービーの工場では、年間300トン近くのタモギ茸が栽培されています。栽培されたタモギ茸は、そのままパック詰めされてスーパーに並ぶもの、レトルト処理をして学校給食用の食材になるもの、抽出液を濃縮してバイオゴッドなどの健康食品になるもの、大きく3つの工程に分けられています。最近では健康食品としての需要が増えてきて、スーパー向けに出荷する生のタモギ茸が足りなくなってきているくらいだそうです。
創業者の吉成会長は元々建築業界出身ですが、タモギ茸の将来性を感じて栽培を始められたのが1980年代。当時はまだ人工栽培の技術は確立されておらず、経営していた建築会社を手放して、どうすれば人工栽培がうまく行くか日々試行錯誤していたとのこと。何日も泊まり込みで工場のタモギ茸を世話する日々が続いたそうです。研究の成果が実って人工栽培に成功し、学校給食の食材やスーパーの生鮮品として販売が開始されました。そして吉成会長が着目したのが抗酸化作用や抗腫瘍作用にすぐれたβ-1,3-Dグルカン。北海道立の研究所と共同研究を行い、このβ-1,3-Dグルカンを最もたくさん生成する菌株を見つけ出し、菌株の番号をとってエルムマッシュ291と名付けました。このような地道な開発とひらめきにより、スリービーのタモギ茸は日本全国に広がり、現在は海外へも健康食品として輸出されています。スリービーも北海道知事から訪問されるほどの企業になりました。
バイオゴッドは、勿論このエルムマッシュ291の抽出液で作られています。製造方法はシンプルで、タモギ茸を熱湯に入れて煮出す「浸漬抽出法」。抽出液には余計なものを加えず、アルミ袋に入れて熱殺菌して完成です。タモギ茸の素材のパワーを引き出したすばらしい健康ドリンク、バイオゴッドはこのような歴史と製法で成り立っています。
最後に吉成会長と写真を撮っていただきました。今回はJapanicare店長として改めて会社訪問をしましたが、実は私、過去に食品会社で研究開発をしていた経験から、スリービーのお仕事をお手伝いしていた事もあります。その期間約2年間は、毎週のようにスリービーに行っていました。たもぎ茸の栽培工程やバイオゴッドの製造まで、一通り携わっていましたので、吉成会長をはじめ事務所や工場の皆さんとも仲良しです。そんな私が自信を持っておススメするバイオゴッド、是非お試し下さい。